ドラゴン怒りの点検

ろくでもない世の中に 役に立たないくだらないメッセージ

51番目

2018年 日本がアメリカの51番目の州に...
その名も"ジャパ州"に決定!!

州知事は、シンゾーダ・アベピン。
都道府県は廃止され すべてCityとされた。
スガーノ副知事は大臣達を解任、国会議員は大幅にリストラされ 僅かに残った者もすべて地方に飛ばされ市議会議員に格下げ 給料も当然70%減額。もちろん 文書通信費は無くなり 公設秘書も廃止 JRの無料パスも使えなくなった。

リストラされた元国会議員達の中には、上院や下院議員に立候補した者もいたが、英語が上手く喋れなかったり、自分の名前をスピーカーで連呼するだけでは通用せず、中には自転車で走り回ろうとした者もいたが、選挙区が広すぎて誰にも出会わず選挙期間が終了し、揚げ句の果てに 田舎の山道で遭難して地元の保安官に助けられる始末であった。

霞ヶ関の官僚達は 長年の夢であった国連常任理事国になれるのを喜んだものの すぐに地方公務員に格下げされ 田舎の市役所勤務となった。海外にあった日本大使館はアメリカ大使館となり 日本人の大使はアメリカ大使館の職員に格下げとなった。日本国内にあった外国の大使館は Apaホテルと高須クリニックになっていた。

自衛隊は米軍に吸収され 最新鋭の戦闘機や原子力空母で訓練できるようになり、わずか2週間で 北方領土4島と竹島星条旗が掲げられるようになった。思いやり予算を払わなくて済むようになって、在日米軍基地も只の基地となり基地反対派が「フェンスの向こうはアメリカだぁ!」と叫んでも、基地で勤務する自衛隊員から「そっちもアメリカだろっ!」と突っ込まれていた。

その頃 自民党政権に摺りよっていた財界や経団連の連中は 蜘蛛の子を散らすように居なくなっていた。即座に「ホワイトハウスで大統領を囲んで盛大にパーティーを」と企み ワシントンに乗り込んだが、英語が上手く喋れない爺さん達は 大統領側に老人ホームの観光旅行一行と勘違いされ、自由の女神のキーホルダーをお土産として渡され すごすごと帰ってきたそうだ。

警視庁公安がCIAに吸収され、スパイ防止法が適用されると急に姿を消す外国人が続出した。芸能界でも ボビーオロゴンやセインカミュ滝川クリステルなどが一時 画面から姿を姿を消した。デイブ・スペクターも観なくなったので やっぱりスパイだったと思われたが、ただ単に 駄ジャレがつまらないので番組を降ろされただけだった。

漫画はすべて英訳もされて出版されるようになって 売り上げも増えたが、少女の裸や性描写がネックとなり 一部の漫画は設定変更を余儀なくされた。
その結果「ドラえもん」は小学校から大学に変更され、のび太は大学生にもなってもドラえもんを頼ってばかりの依存症として描かれ 、高校生版「クレヨンしんちゃん」はパンツを脱いでお尻を出せずにウロウロするだけだった。

街中は右側通行になり、交通事故が増えるばかりだったが、なぜか 右ハンドルの国産車を外車になったって自慢する馬鹿がやたらに増えた。警察官はポリスマン 郵便局員はポストマンと呼ばれる様になったが ミッツ・マングローブはミッツマンとは呼ばれなかった。

法律も次々に改正され、警察官も簡単に発砲許可がおりるようになり 原チャリで2けつしていた兄ちゃんは撃たれて死亡、ママチャリでおけつ出してた しんちゃんも撃たれたが、奇跡的にかすり傷で済んだ。また 売春防止法廃止により 風俗関係者は色めきたったもののソープランドソープランドのままで 中身は以前と変わらず 客足も変わらなかった。

ディズニーランドやUSJスターバックスはそのままであったが、マクドナルドのハンバーガーだけは ちょっぴり大きくなっていた。また、コンビニでは 店員が「揚げたてのからあげくんとS&Wの32口径はいかがですか?」とか「製造過程を大幅に見直して更に美味しくなったマリファナドーナツはどうですか?」なんて叫ぶようになった。

学校では 国語の教科書が英語の教科書になり 英語の教科書が国語の教科書になり 国語の先生が英語の先生になり 英語の先生が国語の先生になったり訳が判らなくなり 混乱した生徒が「月曜日が嫌いだから」という理由でシヨットガンを乱射し、揚げ句の果てに、自分の頭を吹き飛ばした。

日本アカデミー賞は 本家アカデミー賞と合併されたが、日本人はアニメ関係とケン・ワタナベ以外ノミネートすらされなかった。英語が第1公用語になった事により、日本語の放送禁止用語が撤廃され 往年の名作「座頭市」などが、テレビでノーカットで放送されるようになり、次々とお蔵入りになっていた名作が復活したが「ギルガメッシュナイト」と「笑ってポン!」だけは放送される事は無かった。

NHKはケーブルテレビ化されて加入者が激減、大赤字になった責任をとり会長モミィーは辞任する事になった。後任にはビル・ゲイツカルロス・ゴーン、モリーノ・ヨシロウ、島 耕作らの名前が挙がっていたが、最終的に"トール・村西・カントーク"が選ばれ、何故かNHKのHの部分だけがピンク色に輝くように変更された。なお 紅白歌合戦は人種差別だと誤解されるのを恐れ 白黒紅黄歌合戦と名称変更された。

レコード大賞グラミー賞と合併されたが、楽曲やダンス、MTVのパクリがばれるのを恐れ、多くのアーティストが辞退が続出した。果敢にも出演したミュージシャン達も 本場のエンターテイメントの迫力と足の長さとポコチンの長さに圧倒され 完全にノックアウトされた。唯一 ジャスティン・ビーバーをギターでぶん殴ったシゲール・イズミヤンを除いては ...(T_T)。

テレビにでていたハーフタレントも只のアメリカ人になったり 多少ややこしくなったが、そもそも「キャリーぱみゅぱみゅ」やら「マツコデラックス」やら「デーモン小暮」やら「ゼンジー北京」等々 どこの国の男か女かよくわからない人達ばかりなので そのうち どうでもよくなった。

プロ野球メジャーリーグに加盟したが、高校野球は丸刈りが坊主ハラスメント(ボーズラメント)と認定され、高校球児は茶髪にピアスでガムを噛んで唾を吐きながらプレイするようになり、人気は急落。高野連は「もう やれん!」と解散し、煽りを食らった朝日新聞東スポに吸収合併され、新編集長にチンボー治郎氏が就任した。

守るべき憲法そのものが無くなり、動揺した"憲法9条を守る会"はメンバーが分裂。各々"空条丞太郎を守る会"や"あしたのジョーを守る会" 、"オダギリジョーを守る会"や"宍戸錠を守る会"などを結成し、さらには"制限速度を守る会"や"アイドルの純潔を守る会"など次々と結成。 最早シャレにもならない程の迷走っぷりであった。

国債はアメリカ債に変わり、国際弁護士が売りのヤシーロ・英輝は普通の弁護士となったが、訴訟大国アメリカのお陰で弁護士業務が莫大に増え、忙しくなったので すっかりテレビで観なくなった。
当然 「日本がアメリカの51番目の州になれば」とのたまわったマルーヤ・和也も弁護士に戻って小銭をせっせと稼いでいたのであった。チャンチャン(^_^;)